自転車好きにオススメしたい、自転車がいい感じで登場する映画・映像作品をまとめてみました。
アクション、サスペンス、ヒューマンドラマにドキュメンタリーと様々な映画で自転車は活躍しています。
乗るだけでなく見る楽しみもあるものです、ぜひ気になる作品を見つけて、ご覧あれ!!
prime videoやNetflixで配信されているものはそのリンクもあります、雨の日などサイクリングに乗れない日のお供にどうぞ。
prime videoは30日間無料体験でそのまま見れる作品もあります。
詳しくはこちら。
レースをテーマにした作品
自転車といえばまず思いつくのはレース。
ロードバイクがガンガン活躍する映画達です。
茄子 アンダルシアの夏
- 概要:黒田硫黄の漫画をアニメーション映画化した作品。
- 公開:2003年
- 監督:高坂希太郎
- 出演:大泉洋
あらすじ
太陽照りつける灼熱のヴェルタ・ア・エスパーニャ。チーム”パオパオ・ビール”のメンバー、ペペはアンダルシアの大地を走っていた。やがてコースはペペの生まれ育った村へとさしかかる。教会ではペペの兄・アンヘルの結婚式が行われていた。新婦はかつてペペが想いを寄せていた女性・カルメンだ。様々な思いを胸に走り続けるペペ。しかし、突如レースは一変。ペペに勝利のチャンスが舞い込んだ。ペペは勝利に向かい必死にペダルを踏み込む・・・・!
amazonより引用
オススメポイント
絵柄がジブリ感溢れるため、レンタルビデオ店によってはジブリコーナーと一緒に置かれることもある今作、制作はマッドハウス。
ブエルタ・ア・エスパーニャというスペインで行われるステージレースが舞台。
見所はなんといっても迫力のレースシーン。
CGを活用しつつ、時にデフォルメされた手書きシーンを組み合わせレースのハードさを伝えてくれます。
短い作品で、さくっと見れるので、自転車好きで未視聴の方はぜひ。
茄子 スーツケースの渡り鳥
- 概要:黒田硫黄の漫画をアニメーション化した作品で「茄子 アンダルシアの夏」の続編。
- 発売:2007年
- 監督:高坂希太郎
- 出演:大泉洋
あらすじ
「ヴェルタ・ア・エスパーニャ」最終日前日に国民的英雄のレーサー、マルコ・ロンダニーニが突如の自殺。ぺぺのチームメイト、チョッチは同郷の先輩だったマルコの自殺により、レーサーとしての生活に疑問を感じはじめる。マルコの死の悲しみを胸に秘め、ぺぺ、チョッチほかチーム・パオパオビールはジャパンカップが開催される宇都宮に向かう。果たして、チーム・パオパオのレースの行方は?勝者は誰なのか?熱戦の火蓋が切って落とされる!
amazonより引用
オススメポイント
今度の舞台は日本、栃木県宇都宮市となっています。
一人の選手の死から、その影響を受けつつ走る選手たちの姿を描いたもの。
全体的なトーンは前作よりも暗くなり、評価も前作の方が良いようですが、個人的には大好きな作品。
舞台となった地域もサイクリストには身近なものですので、聖地巡礼の楽しみもあります。
疑惑のチャンピオン
- 概要:ランス・アームストロングを中心としてロードレースにおけるドーピングの実態を描くサスペンス。
- 公開:2015年
- 監督:スティーヴン・フリアーズ
- 出演:ベン・フォスター
あらすじ
1993年にサイクルロードレースの最高峰〈ツール・ド・フランス〉にデビューした若きアメリカ人、ランス・アームストロングは、勝利への飽くなき野心に満ちあふれていた。しかしスイスの薬局で血液中の赤血球を増加させる薬を購入し、レースで優勝した直後、激しく咳き込んで吐血してしまう。医師から、重度の精巣ガンに冒されすでに脳にも転移していると宣告された彼は、絶望のどん底に突き落とされるのだった…。
amazonより引用
オススメポイント
サスペンスとしての緊張感などドキドキさせられますが、一番は迫力のレースシーンかと思います。
ランス・アームストロングの栄光と転落については、ロードレースファンであればご存知の方も多いと思いますが、激しいレースシーンだけでも十分な見どころ。
詳しくは【ドーピング問題】ドーピングに手を染めたランス・アームストロングの栄光と転落を描いた映画『疑惑のチャンピオン』を見た話【実話ドラマ】という記事でも紹介しています。
prime videoはこちら。
疾風スプリンター
- 概要:自転車生産大国、台湾を舞台にしたロードレース映画。原題は「破風」、風除けという意味。
- 公開:2015年
- 監督:ダンテ・ラム
- 出演:エディ・ポン / ショーン・ドウ / チェ・シウォン
あらすじ
チョン・ジウォン(チェ・シウォン)をエースとする自転車ロードレースチーム“レディエント”に、アシストとして所属することになったチウ・ミン(エディ・ポン)とティエン(ショーン・ドウ)。
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互いにエースの座を目標に切磋琢磨しながら、アシストとして力を発揮し、同時に友情も深めていった。
そして、ジウォン、ミン、ティエンの3人は、レディエントを引っ張る主力選手として力を合わせ、台湾各地で連戦を繰り広げていた。
そんな中、レディエントは資金難で運営が立ち行かなくなる。そのため、3人はそれぞれ別のチームに所属することとなり、エースとして競り合うことになるのだが……。より引用
オススメポイント
ロードレースのかっこいいところ集めました、的なアツい映画。
カメラワークを含めてレースシーンの迫力が半端ないです。
また、ロードレースのルールをよく知らないよ、という方に対しても非常にわかりやすい映画です。
レースの実況アナウンスなどを含めて、エースとアシストの関係など、ロードレースの基本がわかりやすく説明されています。
激甘なロマンスシーンは好き嫌いが分かれますが、嫌いだとしてもそこで諦めないで最後まで見てほしい作品です。
詳しくは【自転車×青春映画】『疾風スプリンター』を見た話【ド直球エンタメ】という記事でも紹介しています。
prime videoではこちら。
ヤング・ゼネレーション
- 概要:大学に進学せず、プラプラと過ごす若者たちのドラマ、青春映画。映画評論で有名なライムスター宇多丸さんオススメの作品でもあります。
- 公開:1979年
- 監督:ピーター・イェーツ
- 出演:デニス・クリストファー
あらすじ
インディアナ州の小さな町。大学へ進学しなかったマイクたち4人組は、大学生たちとケンカばかり。ところが、イタリアかぶれの自転車少年デイヴが女子大生キャサリンに恋をしたことから事態は混乱、インディアナポリス名物の自転車レースに挑戦することになる……。
amazonより引用
オススメポイント
コミカルさもある人間ドラマです。
主人公はイタリアかぶれの若者、乗っている自転車はMASIです。
これにはMASI乗りの自分大歓喜。
うだつのあがらない主人公達が、イケイケ大学生陽キャグループと対立し、最終的には勝負をするという定番なストーリーですが、モヤモヤを抱えた若者に寄り添った物語となっていますので、同じように日常にモヤモヤを抱えている人に刺さる映画ではないでしょうか。
美しき敗者たち もう一つのジロ・デ・イタリア
- 概要:三大グランツールの一つ、ジロ・デ・イタリアを走るアシスト選手のドキュメンタリー。
- 公開:2018年
- 監督:Arūnas Matelis
あらすじ
40年以上ぶりに、初めて放送局以外のインディペンデント・フィルムメイカーが、イタリアの著名自転車プロ・ロードレース、ジロ・デ・イタリアの舞台裏を撮影することを許された。リトアニア人ドキュメンタリー監督、アルナス・マテリスが、数年に渡り、給水や食料を補給するレースのサポートスタッフに密着。サポートスタッフが、自分のキャリアや個人的な勝利よりも、リーダーの勝利を優先する姿を追う。リーダーの影に隠れている彼らは、最も難しいチャレンジを続けるアスリートたちである。彼らの献身によって、チームのスターが勝利の道を進んでいく。
amazonより引用
オススメポイント
なかなかロードレースで目立たない存在である、アシスト選手を中心に、その献身とレースの過酷さを描いた作品となります。
詳しいレースの説明などはない作品のため、普段からロードレースを見る人でないとちょっとわかりづらいかも。
でも、ロードレース好きにとっては楽しめる作品です。
中継であまり映らない、メディカルカーの様子や、中継が始まる前のレース前半での様子など、普段見れないレースを覗くことができます。
エース選手はいくらでも画面に映りますが、そのアシストをしている選手が、どんな気持ちで走っているのかって見えないものです。
これをみると、普段のロードレース中継の見え方も変わってくるかも。
prime videoはこちら。
ランスアームストロング ツールドフランス7冠の真実
- 概要:圧倒的な強さでツールドフランス7連覇を達成したものの、ドーピンッグ利用からその記録が抹消されたランス・アームストロングのドキュメンタリー。
- 公開:2013年
- 監督:アレックス・ギブニー
- 出演:ランス・アームストロング
あらすじ
ランス・アームストロングは、重度の癌に侵されながらも奇跡的な復活を遂げ、ツール・ド・フランス7連覇という偉業を成し遂げる。
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莫大な富と名声を手に入れた彼であったが、2012年10月にドーピング問題が発覚し、ツール・ド・フランスで獲得した全タイトルを剥奪され自転車レース界から永久追放されることとなる。
「歴史上最も偉大なスポーツ選手の一人」と称された彼と、自転車レース界に蔓延する深刻なドーピング問題を追ったドキュメンタリー作品。より引用
オススメポイント
ドーピングの代名詞となってしまっているランス・アームストロングのドキュメンタリー。
元は彼の素晴らしい実績とレース復帰を描くために製作が開始されたもの。
これもまた栄光と挫折を描いたものですね。
ドーピングを否定しつつ練習に打ち込む姿、そしてドーピングの告白をしいてからの姿。
今なおロードレースにつきまとうドーピング問題、それがクローズアップされる原因を作った男のドキュメンタリーですので、ロードレース好きのみならずスポーツ史に関心があればオススメの作品となります。
prime videoではこちら。
栄光のマイヨジョーヌ
- 概要:オーストラリアのプロサイクリングチームに密着したドキュメンタリー。
- 公開:2017年
- 監督:ダン・ジョーンズ
- 出演:サイモン・ゲランス / エステバン・チャベス / マシュー・ヘイマン
あらすじ
オーストラリア初のプロサイクリング・ロードレースチーム「グリーンエッジ」に密着したスポーツドキュメンタリー。ゲランのマイヨ・ジョーヌ獲得からチームメイト・インピーとの友情、チャベスのブエルタでの劇的な復活劇まで、チームの5年間を追う。
amazonより引用
おおすすめポイント
邦題がツール・ド・フランスを意識しすぎていますが、それ以外にも様々なレースに参加するチームの様子が見れます。
チーム密着ドキュメンタリーは他にもありますが、この作品で感じられるのはチームの雰囲気の良さ。
素敵な選手たちがレースに臨むその姿は、つい応援したくなりますね。
また、今となっては伝説となっている「グリーンエッジ チームバス事故」というものがあります。
簡単に言えば、ツールドフランスのステージのゴール地点のバナーにチームバスが引っかかり、ゴール地点の変更が検討されたというもの(結局無事にチームバスは脱出、変更はなくなりました)。
今では笑い話として出てくるそのエピソードも劇中に納められています。
パリルーベなどのレースも含めて見応えたっぷり、楽しいドキュメンタリーです。
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パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト
- 概要:スキンヘッドのビジュアルやロードレースへの姿勢から海賊と呼ばれたクライマー、マルコ・パンターニの生涯を描いたドキュメント。
- 公開:2014年
- 監督:ジェームズ・エルスキン
- 出演:マルコ・パンターニ
あらすじ
英雄となったサイクリスト、マルコ・パンターニの激動の人生を綴ったドキュメンタリー。ツール・ド・フランス最強のヒルクライマーでありながら、ドーピングスキャンダルの矢面に立たされ、34歳の若さで逝去したパンターニの真実を見つめる。
amazonより引用
オススメポイント
若くして亡くなったイタリア人クライマー、マルコ・パンターニのドキュメント。
個性的なビジュアルや悲劇的な最期を含め今なお人気の高い選手ですね。
楽しく見れるドキュメンタリーではありませんが、パンターニのカリスマ的人気の一端を垣間見れる作品となっています。
ランスのドキュメンタリーもそうですが、ドーピング問題についても詳しく知ることができる作品です。
prime videoではこちら。
ブラッド・スウェット&ギアーズ
- 概要:ドーピング廃絶を掲げ結成されたサイクリングチームのドキュメンタリー。
- 公開:2009年
- 監督:ニック・デイヴィス
- 出演:デーヴィッド・ミラー / クリシティアン・ヴァンデヴェルデ / マイク・フリードマン
あらすじ
ツール・ド・フランスに挑戦するプロサイクリングチームに密着したドキュメンタリー。アメリカの無名チーム、スリップストリームがツール・ド・フランスの最終ゴール、パリ・シャンゼリゼに到達するまでを追い掛ける。
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amazon
より引用
オススメポイント
どうにもロードレースドキュメンタリーはドーピングと切り離せないですが、今作品はドーピング廃絶のためのチーム。
過去にドーピングに手を染めていた選手も含め、今後それを発生させない、というのをチーム理念にしています。
新興チームが活躍していく姿は「栄光のマイヨジョーヌ」と重なりますが、やはり見ていて熱くなります。
トライアスロンをテーマにした作品
ハードな総合競技であるトライアスロン。
特に距離が長いものはアイアンマン、鉄人の称号が与えられます。
人間の可能性を追求するスポーツ、そんなトライアスロンに挑戦する人々の映画です。
100メートル
- 概要:病気と闘いながらトライアスロンへの参加を目指す物語。実話をもとにしています。スペイン映画。日本語字幕付きで見れるのはNetflixのみのようです。
- 公開:2016年
- 監督:マルセル・バレーナ
- 出演:ダニ・ロビナ
あらすじ
多発性硬化症と診断され、100メートルも歩けないと診断されたスペイン人男性が、トライアスロンの鉄人レースに向けて、気難しい義父とともに訓練を重ねる。
Netflixから引用
オススメポイント
トライアスロンを目指す主人公を中心に、様々な問題や人々の苦悩を描いています。
病気への差別、大事な人を失った喪失感、血の繋がらない親との関係。
病気であっても支えられるだけでなく誰かを支えることができる、人の繋がりの強さや美しさを感じさせる映画です。
感動というと安っぽい言い方になりますが、本当に心を動かされる作品でした。
詳しくは【トライアスロン映画】多発性硬化症に苦しみながらアイアンマンを目指す映画『100メートル』を見た話【家族の物語】という記事でも紹介しています。
Netflixではこちら。
グレートデイズ! ―夢に挑んだ父と子―
- 概要:幼少期に小児麻痺を患った主人公が、関わりの少なかった父親とトライアスロンの参加を目指す物語。お父さんめちゃくちゃがんばるフランス映画。
- 公開:2013年
- 監督:ニルス・タヴェルニエ
- 出演:ジャック・ガンブラン / アレクサンドラ・ラミー / ファビアン・エロー
あらすじ
車いすの生活をおくる17歳のジュリアンは、失業して久しぶりに帰って来る父ポールとの再会を楽しみにしていた。だが、息子とどう接していいか分からないポールは、口もきこうともしない。そんな父にジュリアンは、とんでもない提案を突き付ける。「父さんと、アイアンマンレースに出たい。」ふたりの無謀すぎる挑戦は、やがて周囲の人々を巻き込んで、皆の夢へと変わっていく…。
amazonより引用
オススメポイント
親子の物語で、麻痺がある息子と向き合えずにいた父親の関係が中心となります。
息子がトライアスロンを目指す中で精神的に自立していき、また親もその関係を再構築していきます。
個人的に大好きなシーンは、美しいフランスを親子で自転車で駆け抜けるシーン。
さすがツールの国、こんな景色の中で走り回りたいという気持ちにさせられます。
あと、お父さんマッチョでかっこいい…。
詳しくは【トライアスロン映画】『グレート・デイズ! ―夢に挑んだ父と子―』を見た話【自転車でつなぐ親子の絆】という記事でも紹介しています。
prime videoではこちら。
メッセンジャーをテーマにした作品
アメリカを中心に自転車での荷物配達が広がりました。
この配達人をメッセンジャーと呼びます。
彼らから生まれた独自の文化やファッションもあります、メッセンジャーバッグなどはまさにこれですね。
そんなメッセンジャーの生き様を描いた映画達です。
プレミアムラッシュ
- 概要:ニューヨークでのメッセンジャーの映画。自転車テク満載、自転車版ワイルドスピードって感じ。
- 公開:2012年
- 監督:デヴィッド・コープ
- 出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
あらすじ
人と車が激しく行き交うニューヨーク。
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究極のテクニックで大都会を疾走するバイクメッセンジャー、ワイリーは、ある日、知り合いの中国人女性ニマから1通の封筒を託される。
だが、これが悪夢の始まりだった。
闇賭博に身を染めた悪徳刑事マンデーの執拗な追跡、背後にうごめく裏組織の黒い影、そしてニマを苦しめる政府からの弾圧…
この封筒にはいったい何が隠されているのか、そして事件に巻き込まれたワイリーはこの危機を切り抜けることができるのか!より引用
オススメポイント
絶対に真似をしてはいけない映画。
主人公はノーブレーキピスト(国内では規制されています)で(違反行為含め)ニューヨークを駆け抜けます。
ちょっとコミカルなサスペンスアクションで、様々な自転車テクニックが劇中で描かれます。
ついつい真似をしたくなるようなアクションとニューヨークを駆け抜ける姿は爽快感がありますね。
詳しくは【自転車版ワイルド・スピード?】ピストバイクのアクションサスペンス映画「プレミアム・ラッシュ」を見た話【良い子は真似しないでね】という記事でも紹介しています。
prime videoではこちら。
クイックシルバー
- 概要:ケヴィンベーコンが自転車で駆け抜ける、ザ・80年代映画。
- 公開:1986年
- 監督:トム・ドネリー
- 出演:ケヴィン・ベーコン
あらすじ
若くしてやり手のトレーダーとなり、順風満帆の人生を歩んでいたジャックはある日投資に失敗、全財産を失ってしまう。
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途方に暮れる毎日だが、新たな一歩を踏み出そうと自転車便の会社“クイックシルバー”に転職、メッセンジャーとして働き始める。
車をすり抜け自転車で街を疾走する爽快感、気取らない仲間たち。
金持ちビジネスマンであった頃の生活とは全てが一変したが、ジャックはかつてない充実感を得ていた。
そんな折、同僚のへクターが資金繰りで悩んでいることを知り、ジャックは彼の夢を実現させるため再び株で一発当てようと考えるが・・・。より引用
オススメポイント
古き良き、80年代映画の匂いしかしない作品。
フラッシュダンスとかトップガンが好きなら気に入る作品だと思います。
見所は自動車とのチェイスシーン。
また、メッセンジャーとして過ごす中で主人公が新しい価値観に触れて変わっていく姿は、現在仕事で慌ただしく過ごしている人にも刺さる作品だと思います。
詳しくは【メッセンジャー】自転車で街中を駆け回るアクションサスペンス映画「クイックシルバー」を見た話という記事でも紹介しています。
prime videoではこちら。
ペダル ピストバイク・ムーブメントin NY
- 概要:実際にニューヨークでメッセンジャーとして活動している人たちのドキュメンタリー。
- 公開:2006年
- 監督:ピーター・サザーランド
あらすじ
気鋭の映画監督、ピーター・サザーランドがニューヨークのバイクメッセンジャーたちの日常を捉えたドキュメンタリー。「配達する」という本来の目的を超え、体がボロボロになってもひたすら走り続ける彼らの放つ不思議な魅力に迫る。
amazonより引用
オススメポイント
メッセンジャー映画は「自由」「縛られない」といったイメージを持たれがちですが、そのハードさ、辛さなどネガティブな側面も含めて描かれた作品となります。
貧しく厳しい生活の中で、それぞれの理由を持ってメッセンジャーをやる姿には心打たれます。
詳しくは【かっこいいだけじゃない】メッセンジャーの過酷な現実と走る喜びを描いた映画「ペダル ピストバイク・ムーブメントin NY」をみた話【ドキュメンタリー】という記事でも紹介しています。
その他の自転車活躍映画
自転車の魅力はレースや宅配業務だけではありません。
日常に密接に結びついた乗り物ですから、様々な場面に登場します。
そんな、自転車が印象的な映画もご紹介。
エイプリル・ソルジャーズ
- 概要:まさかの戦争映画、第二次世界大戦でドイツに侵略を受けたデンマーク軍、その自転車部隊を描いた映画。
- 公開:2015年
- 監督:ロニ・エズラ
- 出演:ピルー・アスベック
あらすじ
1940年4月8日、サン少尉率いる小隊は、国境付近で訓練を行っていた。いつもと同じ風景の中、兵士たちは軽口を叩き合う。しかし、何か不穏な空気が漂い始めているのを肌で感じていた。軍上層部からドイツ軍が国境に接近しているという報告が届く。最初にドイツ軍と対峙したデンマーク軍のサン少尉率いる小隊は、本隊の援軍が来るまで持ちこたえようと奮戦する…。圧倒的不利な状況に置かれながらも、戦い続けた男たちの物語。
amazonより引用
オススメポイント
戦争において自転車を利用する部隊がいたということはあまり知られていません。
ただ、日本を含めて様々な国で自転車部隊がさり気なく活躍したという歴史があります。
デンマークという(ドイツと比べたら)小国が、自転車をどのように戦争で利用していたのか、そして圧倒的な力を持つドイツ軍にどのように戦うのか、手に汗握る映画です。
詳しくは【自転車映画?】『エイプリル・ソルジャーズ ナチス北欧 大侵略』を見た話【戦争映画】でも紹介しています。
prime videoではこちら。
ロンドン・エディンバラ・ロンドン
- 概要:ロンドンとエディンバラの往復1400kmを5日間で走るというブルベイベント。その参加者たちに密着したドキュメンタリー。
- 公開:2016年
- 監督:ウィル・スチュワート
あらすじ
5日間の忍耐と試練の旅である。ロンドンの中心からイギリス全土を渡り、エディンバラへ。そしてロンドンまで戻ってくる。 彼らのほとんどが、今まで経験したこともない約1400kmの道のりを走行する中、身体と精神の極限まで自分を追い込み、数多くの困難に立ち向かわなければならなかった。
amazonより引用
オススメポイント
長距離の走破を目指すイベントであるブルベ、その中でも特に過酷なイベントの一つがこの「ロンドン・エディンバラ・ロンドン」です。
海外で有名なブルベといえば「パリ・ブレスト・パリ」がありますが、距離だけで言えばそれよりも長い1400km。
しかもイギリスの変わりやすい天気の中で走ります。
こんなクレイジーなイベントですが、何を思って参加するのか、そして走る中で何を思うのか、密着するドキュメント。
日本人参加者もおり、「なんとか頑張って欲しい」と気づけば応援しているはず。
詳しくは【ブルベの過酷さを知る】『ロンドン・エディンバラ・ロンドン』を見た話【ドキュメンタリー】という記事でも紹介しています。
prime videoではこちら。
イカロス
- 概要:ドーピング問題に切り込んだドキュメンタリー。監督は自転車競技をやっており、自らの身体を用いてドーピングを試すところから、世界のドーピングスキャンダルに発展していく。Netflix独占配信のようです。アカデミー賞も受賞。
- 公開:2017年
- 監督:ブライアン・フォーゲル
あらすじ
ロシア人科学者が暴露した国家ぐるみのドーピング。プーチンにとって最悪の内部告発者となった男の証言に米国人自転車選手が迫り、アカデミー賞を獲得した作品。
Netflixより引用
オススメポイント
ドーピングをしたら勝てるのか、そんな疑問に体当たりで挑む姿から始まる映画です。
そこから始まり、気づけば世界のドーピング問題まで話が広がっていきます。
東京オリンピックでも、「ロシア代表」ではなく「ロシアオリンピック選手団」という形でロシア人選手は参加していましたが、その問題についてのドキュメンタリーとなっています。
ドキュメンタリー映画といえばなんとなく退屈というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、フィクションどころでない緊迫感のある映画となっています。
ドキュメンタリーに抵抗があるという人にこそ見てほしい映画です。
詳しくは【ドーピングを試すローディ】オリンピックスキャンダルを告発した映画『イカロス』を見た話【スポーツドキュメンタリー】という記事でも紹介しています。
Netflixではこちら。
まとめ
ここまで、自転車が活躍する映画をいくつかの角度から紹介してきました。
自転車が好きという方は、どの映画も違った面白さを感じていただける作品だと思います。
ネット配信で見れる作品も多いので、ぜひ気軽に視聴してみてください。
prime videoで無料で見れる作品も多くあります。
prime会員の30日間無料体験はこちら。
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