暖かい季節になると素手でロードバイクに乗ることが多いと思います。
グローブは暑い、これは間違いないのですが、初めたてほどグローブは着用がオススメです。
グローブを着用した方がよい理由
ロードバイクを始めたばかりだと、どうしても前傾姿勢に戸惑うことが多いかと。
そんなときに痛みが出やすいのが、一つはお尻、もう一つは掌です。
お尻の痛みについては、ロードバイク始めたての注意点でまとめていますのでそちらをご覧ください。
ロードバイクに乗るとき、体とロードバイクの接点は足(ペダル)、お尻(サドル)、そして掌(ハンドル)の3点になります。
ここで特にハンドルに荷重がかかりがち。
かつ、路面の衝撃を一番受けやすいのがハンドル部分。
凸凹道を走っていて、掌あたりがじんわりと痺れた経験ないでしょうか?
意外に掌へのダメージって重なります、ひどい場合は内出血してしまうこともあります。
掌にダメージが蓄積すると、シフト操作やブレーキ操作にも悪影響、疲れた腕でハンドルを握るとすっぽ抜けて転倒なんてことも。
プロ選手でも、ハンドルが滑って転倒していた選手がいました。
一番精密な作業をするのが腕である以上、ここをしっかり保護するためには、グローブを着用するのが一番。
どんなグローブがよい?
グローブの種類はいろんなものがありますが、やはりサイクリング専用に限ります。
軍手などを利用する人もいるようですが、おすすめできません。
専用のグローブであれば、まず掌の部分にパッドが入っています。
体からの荷重が一番かかりやすい部分ですので、そこにパッドがあることで痛みを抑えることができます。
また、汗をかいていてもグローブ自体が滑りづらい材質となっており、ツルンといくことも防げます。
季節ごとのおすすめグローブ
サイクリング用グローブも様々な種類あって、どうしても一つだけでオールシーズン乗り越えるのは難しいです。
可能であれば三種類は持っておくと便利。
春・秋
過ごしやすい季節、寒さで手がかじかんだりしない気候であればシンプルなフルフィンガーのものがオススメ。
ベロクロ(マジックテープ)のものが多いですが、個人的にはそうでないものが良いかと。
ベロクロだと粘着力落ちてきますし、使い込むと布地に誤ってくっついてどんどんほつれることも…。
自分はこちらの商品使っています。
2000円を下回るお値段、安い!!
まぁ、ちょっと糸がほつれてきたんですけどね…。
夏
暑い季節は素手で走りがち。
ただ、手の負担を考えるとグローブはつけておきたいもの。
フルフィンガーは暑さで蒸される、そんなときは指出しのグローブがオススメ。
指先は涼しく、かつ掌はパッドで保護されます。
こういった商品があります。
ただ、日焼けが恐ろしいことになるのが悩ましいですね…。
冬
冬は防寒性能が高いものでないと、ちょっと走ったら帰宅しようという気持ちにさせられます。
フルフィンガーのグローブに、上から厚手のグローブを重ねるという方もいらっしゃるようですが、単純に防寒性能が高いサイクル用グローブを一つ買ったほうが手っ取り早くはあります(スマホ一つ触るために二重のグローブ外すのは面倒ですよね…)。
こちらは6000円を超えるもので、他と比べれば正直高額です。
ただ、厚手のグローブは他のグローブと比較してもコストかけるべきものかと。
首都圏は冬の方が天候が良いので、この季節はたくさん乗るチャンス。
しっかりと暖かく長く乗れるグローブを準備するのがオススメ。
首都圏住まいですが、このグローブは真冬の深夜のサイクリングでもいけましたよ!!
まとめ
サイクルグローブって、サイクルグッズの中で意外と後回しになりがち。
でも、乗り心地・乗りやすさには大きな影響を与えるグッズになります。
グローブ使わず走っている方も、ぜひ導入を検討していただければと思います。
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