【トライアスロン映画】『グレート・デイズ! ―夢に挑んだ父と子―』を見た話【自転車でつなぐ親子の絆】

自転車の映画
moerschyによるPixabayからの画像

自転車に関する映画を探していると、トライアスロンに関する映画が結構あるんですよね。

スイミング・サイクリング・ランニングからなる競技で、それだけで過酷な感じ溢れますが、そんなトライアスロンに挑戦する親子を描いた映画が、『グレート・デイズ! ―夢に挑んだ父と子―』となります。

あらすじ

車いすの生活をおくる17歳のジュリアンは、失業して久しぶりに帰って来る父ポールとの再会を楽しみにしていた。
だが、息子とどう接していいか分からないポールは、口をきこうともしない。そんな父にジュリアンは、とんでもない提案を突き付ける。「父さんと、アイアンマンレースに出たい。」
若い頃にトライアスロン出場の経験を持つポールだが、「ムリだ」のひと言で一蹴する。
アイアンマンレースは、トライアスロンの中でも最難関。鍛え抜かれたスポーツマンでも過酷なレース。しかし、負けず嫌いのジュリアンは諦めない。
様々な作戦を企て父を説得。さらには、心配性の母をも説き伏せ晴れてチーム結成となる。
「これまでの時間を取り戻す。」「もう子供じゃないことを、認めさせる。」ふたりの無謀すぎる挑戦は、やがて周囲の人々を巻き込んで、皆の夢へと変わっていく。
そして迎えた運命の日、様々な困難を乗り越えた<グレートデイズ>にゴールは来るのか―?

amazonより引用

アマゾンに書いてあるあらすじですが、もう本当にそのままです。

物語のオチも予想がつくものではありますが、それでも目指すものに向けひたむきな姿が感動的な一作です。

自転車が活躍する他の映画は、【つい乗りたくなる】自転車が活躍する映画・映像作品をまとめてみた【オススメ18作品を紹介】をご覧ください。

感想

トライアスロンと一言で言っても、距離によって種類があるそうです。

例えば、オリンピックは「オリンピック・ディスタンス」と呼ばれ、水泳1.5km、自転車40km、ラン10kmとなるそうです。

では、この映画で主人公たちが参加するのは何か、それは「アイアンマン・ディスタンス」になります。

水泳3.8km、自転車180km、ラン42.195km(フルマラソンと同距離)で構成され、17時間以内にゴールをすると鉄人(アイアンマン)の称号が与えられるとのこと。

尋常じゃない距離ですよね。

これを親子で、といっても体に麻痺がある息子のジュリアンはなかなか走るなどはできないため、主に父のポールが頑張る物語です(競技以外の部分でジュリアンもがんばりますよ!!)。

個人的に印象に残っているのは、親子で一緒に自転車の練習をするシーン

父親と自転車の練習をする、というのは多くの親子が経験をするものだと思います。

そんなものを思い出させてくれる場面となっています。

たとえ体に障害があっても、親子というものは普遍だなぁ、なんて感じさせてくれますね。

フランス映画であり、競技の練習をするシーンの背景は美しく、それも見どころです。

本当に徹頭徹尾王道な物語として進むのですが、わかっていてもグッと来る、そんな映画となっています。

雨などで自転車で走れない、そんなときは美しいフランスの自然を楽しむこともできますので、お家でゆっくり見てもらえたらと思います。

amazon prime会員であればこちらから無料で見ることができますよ(2021年8月現在)。

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