ロードバイクには基本的にカゴや荷台といったものが付いていません（付けることは可能ですが）。
そうなると、荷物の持ち運びは自転車本体にバッグを付ける（サドルバッグやツールボトルなど）か、もしくは自分がバッグを持つか、といった選択肢になってきます。
それぞれ一長一短ありますが、最初に買うべきバッグは何か、自分なりにまとめました。
バッグ選びの基準をどうするか
「ロードバイクに乗るようになったし、バッグもあると便利だな、何を買おうか」
そんなとき、明確な使いみちがはっきりしていないことが多いと思います。
こんなことをするためにバッグが必要、というのであればそれにフィットしたものを買えば十分ですが、最初はいろいろやってみたいものですよね。
「泊まりで遠出してみたい」「キャンプに行ってみたい」「ちょっとしたポタリングをしてみたい」などなど。
色々やってみたいというのであれば、以下の基準で選択するのがオススメ。
サイズ
バッグ選びではこの言葉を思い出してください。
「大は小を兼ねる」
とりあえず小さなバッグに大きな荷物は入りませんが、大きなバッグに小さな荷物は入ります。
使いみちに幅をもたせるのであれば、やはり大きめなやつがオススメ。
取り回しが不便とか、そんなの大体ちょっとの気合でカバーできる。
バッグのタイプ
バッグと言っても様々な形状があります。
自転車乗りが使うものとしてまずイメージしやすいのがメッセンジャーバッグ。
いわゆるショルダーバッグの形状ですが、メッセンジャーバッグの場合は自転車利用を基準に作られたものになるようです。
自転車乗るときには実に様になりますしカッコいいんですが、容量が多くなった場合片方の肩に重さがかかりちょっと辛い。
また、上で紹介している商品には補助ベルトがついていてズレにくいそうですが、シンプルなメッセンジャーバッグだと、ロードバイクの前傾姿勢では背中の荷物がずれて前に落ちてくる、なんてこともあります。
ということで、ひとまずバッグをゲットするならオススメなのがリュックタイプ。
荷物が多くなっても片方の肩だけに負担がかかることがなく、また収容量も増やしやすい。
サイズが大きめであれば、とりあえずどんな方向でも使えます、入る限り。
オルトリーブの「ヴェロシティ」がオススメ
数多くあるリュックの中で、オススメがオルトリーブの「ベロシティ」というバッグ。
容量（サイズ）が17L 、23L、29Lの3種類のラインナップ（自分が買ったのは表示が24Lだったので、ちょっとサイズ変更があったのかも）。
オススメするポイントはこちら。
①完全防水・防塵
何に使うかはっきりしていないなら、何を入れてどう使っても安心なバッグが一番。
急な雨が降ったとしても、中身はしっかり守られます、心強い！！
雨が降っていないときも、水たまりを自転車で通過すると跳ね上げられた泥水が背中周りにベッタリくっつくこと、ありますよね。
そんなときも安心です、拭き取りは必要ですが。
②クッションフォームで通気性よし
背中に爬虫類っぽいクッションがついていますが、これによってリュックが背中にベッタリとくっつかず、空気が抜けるようになります。
リュックサックを背負うと背中一面汗だらけになりやすいですが、このクッションのおかげで通気性よ く蒸れにくい構造になっています。
さすが自転車向けといったところ。
③大容量
さきほど「大は小を兼ねる」と言いましたが、その言葉の通りたっぷり収納。
一泊旅行くらいなら十分に入り切ると思います（23Lの場合）。
リュックの口の部分はロールトップという上蓋部分をくるりと巻いて留めるタイプ。
そのため結構強引に荷物を詰め込んでも調整できます。
ただ、詰め込みすぎて自転車に乗ると大変に肩周りが疲れますのでご注意を。
自分は荷物パンパンに詰めて千葉一周を目指しましたが、重さと疲れで早々にリタイアしました。
千葉一周に挫折した情けない体験談はこちら。
④ライトなどのグッズをセットできるフック的パーツあり
これも自転車乗りにありがたいのが、ライトやヘルメットなどを引っ掛けられる部位があること。
言葉だと分かりづらいので以下の画像をご覧ください。
この輪っかに、ライトやヘルメットなどを設置可能です。
自分は夜のライドが多いため、ここにおにぎり型の反射板を設置しています。
このおにぎり反射板、とにかく自動車から目立ちやすいのが良いところ。
おすすめです。
まとめ
今回は、様々な用途に使いやすいという観点からリュックを紹介しました。
ヴェロシティは本当に便利で、自転車での様々なアクティビティで利用が可能です。
ただ、たくさん自転車に乗る中で自分にとって必要なバッグも見えてくるかと思います、そんなときは目的に合わせて次のバッグをゲットするのもオススメです。
自分もこれ以外に大きめのサドルバッグとか買いました。
オルトリーブのヴェロシティであれば、日常使いもできる便利な一品ですので悩んでいたらまずこちらをゲットしてみてください。
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